[グラナダ 3日 ロイター] - サッカーのスペイン国王杯は3日、各地で準々決勝2試合を行い、バルセロナは延長戦の末にグラナダを5─3で退け、準決勝に進んだ。
バルセロナは前半に先制点を許すと、後半立ち上がりにも失点。終盤まで得点できず敗色濃厚だったが、後半43分にアントワーヌ・グリーズマンが1点を返すと、終了間際にはグリーズマンのアシストでジョルディ・アルバが起死回生の同点ゴールを決めて延長戦に持ち込んだ。
延長ではグリーズマンのゴールで勝ち越すと、その3分後にPKを与えて追いつかれたものの、フレンキー・デヨングの得点で再びリードを奪い、最後はグリーズマンのラストパスからアルバが勝利を決定づけるボレーを決めた。
両チーム合計で8得点が生まれた試合に、バルセロナのロナルド・クーマン監督は「サッカーは素晴らしい。もっと早く勝つチャンスはあったが、後半終了間際と延長戦で死力を尽くし、本物のチームのメンタリティを見せられた」と振り返った。
もう1試合では、レバンテがビリャレアルを1─0で下した。
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