[22日 ロイター] - サッカーのイタリア・セリエA、ナポリのアウレリオ・デ・ラウレンティス会長が、同クラブ退任後にチェルシー(イングランド)の監督に就任したマウリツィオ・サッリ氏に対し、選手引き抜きでナポリを解体しようとしたと批判した。
会長は「彼は、われわれのチーム全部をイングランドに持っていき、(ナポリを)解体しようとした。だから、マリーナ(・グラノフスカイア氏。チェルシー取締役)に制約を付けなければならなかった」と話した。
チェルシーはサッリ氏の就任直後、ナポリからMFジョルジーニョを獲得した。同会長はこの移籍について、スカイスポーツ・イタリアで「サッリ氏がジョルジーニョを要求してきたので、アンチェロッティ氏(ナポリ新監督)と話した。アンチェロッティ氏は、当クラブのMFでディアワラを非常に信頼していることや、ハムシクをもっと低い位置で使いたいとの意向を示したので、ジョルジーニョは放出することにした」と説明した。