[ロンドン 25日 ロイター] - サッカーのイングランド・プレミアリーグ、アーセナルに所属するメスト・エジルとセアド・コラシナツが25日、北ロンドンでナイフを所持した暴漢の車強盗にあったが、無傷で逃れたと英国メディアが報じた。
デイリー・メール紙のウェブサイトによると、エジルが自身の所有する黒色のメルセデスを運転していたところ、ヘルメットをかぶった複数のバイクに囲まれた。記事の動画では、助手席にいたコラシナツが車の外に出て、容疑者と対峙(たいじ)している様子が映っていた。
同記事で、目撃者は「エジルは完全におびえていた。ナイフを持った男たちに追いかけられた後なら誰だってそうなる」とし、「命がけで逃げていたように見えたが、きっとそうだっただろう」と話した。
アーセナルは、両選手が無事なことを発表し、事件については「プライベートな問題だ」とした。
当局のスポークスマンは「複数のバイクに乗った不審者が、車を運転していた男性から強盗しようとしたとの通報があった」と述べ、「ドライバーと同乗者はなんとか無傷で逃れてレストランに逃げ込み、そこで警察官と話をした。逮捕者はまだ出ていない」と説明した。