[マドリード 27日 ロイター] - サッカーのスペイン1部、レアル・マドリードのフロレンティーノ・ペレス会長は、主将セルヒオラモス(33)から中国のクラブへの自由移籍を許可するよう求められたが、これを拒否したと明かした。
ペレス会長は27日、スペインのラジオ局「オンダ・セロ」の番組で「セルヒオラモスが代理人と事務所に来て、中国のクラブからとてもいいオファーを受けているが、クラブは中国リーグのルールにより移籍金を払うことができないと言ってきた」とコメント。
さらに「ほかの選手たちにとってひどい前例になるとして、移籍金なしでの主将の退団を認めることはできないと伝えた」と説明した。
セルヒオラモスはレアルの最古参の選手で、欧州チャンピオンズリーグ4回の優勝に貢献している同クラブの人気選手のひとり。しかし今季はチームが不振で、批判を受けることも多かった。
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