[6日 ロイター] - サッカーのサウジアラビア1部、アルナスルのポルトガル人FWクリスティアノ・ロナルドは、トルコとシリアで先月発生した大地震で被災した少年をリヤドでの試合に招待した。
トルコとシリアでは2月6日、マグニチュード7.8の大地震が発生。シリア出身のナビル・サイード君が憧れの選手ロナルドと会いたいと救助隊に伝えた動画が交流サイトで拡散し、今月3日に面会が実現した。
試合前にロナルドと会ったサイード君は満面の笑顔を浮かべ、ハイタッチとハグを交わした。サイード君はロイターに「ロナルドと会ったときは夢かと思った。この夢がいつ終わってしまうのか分からなかった。夢ではないことを神様に祈った」と話した。
サイード君が応援する中、アルナスルはアル・バティンを3─1で下した。
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