[マドリード 24日 ロイター] - スペインのダリアス保健相は24日、来シーズンからプロサッカーとバスケットボールの試合で、観客の収容人数制限が解除されると発表した。
2020年3月の新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)以降、サッカーの上位2部リーグでは大半の試合が無観客で行われてきた。バレンシアやセルタなど一部のクラブは、収容人数制限やソーシャルディスタンスなどの厳格な規則はあったものの、最後の2試合は観客を入れて開催した。
今回の政府の決定を受け、有観客で行うかどうか、また収容人数などは地方自治体の決断に委ねられる。
スペインは現在行われている欧州選手権でセビリアの競技場に1万2000人以上のファンを動員しており、大会前のポルトガル、リトアニアとの親善試合も有観客で運営していた。
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