[24日 ロイター] - サッカーのイングランド・プレミアリーグ、アーセナルを昨季まで22年にわたって率いたアーセン・ベンゲル氏が23日、監督業からの引退の可能性を示唆した。
69歳のベンゲル氏はアーセナルでの22年間でリーグ優勝3回、イングランド協会(FA)カップで優勝7回を達成。アーセナルを辞した後はテレビ解説者などを務めていたが、昨年10月には世界中のクラブからオファーがあったことを明かしていた。
ベンゲル氏は取材陣に対し、「私もすぐに監督業に復帰するだろうと思っていたが、少し距離を置いた現状は楽しいんだ。今が人生の岐路だと思う」とコメント。「フットボールへの愛情はまだある。すぐに戻るだろうが、どういった立場としてなのかは正確に語れない」と続けていた。
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