[アルホル(カタール) 1日 ロイター] - サッカーのドイツ代表は1日、ワールドカップ(W杯)カタール大会、1次リーグE組の最終戦でコスタリカを4─2で下したが、2大会続けて1次リーグ敗退となった。
ドイツは前半10分にセルジュ・ニャブリのゴールで先制。しかし後半13分に追いつかれ、同25分にGKマヌエル・ノイアーのオウンゴールで逆転された。その後、カイ・ハーバーツが2ゴール、さらにニクラス・フュルクルクも得点して勝利を収めた。
通算4回のW杯優勝を誇るドイツが1次リーグ2戦を終えて未勝利だったのは今回が初めて。初戦では日本に1─2で敗戦。2戦目ではスペインと1─1で引き分けた。最終戦には勝ったが、再び1次リーグで大会を去ることになった。
ドイツのハンジ・フリック監督は「前半の内容にはがっかりした。相手に反撃を許してしまったことに強い怒りを感じた」とし、「前半に3点か4点は奪いたかったが、ミスをしてしまった」とコメント。16回ものチャンスを生かせていれば結果は違っていたと振り返り、「今大会は効率を欠いてしまった。それが敗退の理由だ」と語った。
E組では日本が首位、スペインが2位で決勝トーナメントに進出。ドイツはスペインと同じ勝ち点4だったが、得失点差で下回り、3位に終わった。
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