[レピノ(ロシア) 10日 ロイター] - サッカーのイングランド代表を率いるガレス・サウスゲート監督は、ワールドカップ(W杯)ロシア大会の準決勝クロアチア戦に向け、これまでのアプローチを貫くと強調した。
サウスゲート監督は英テレビ局ITVに対し、「私たちがやってきたことを続ける」と宣言。そのために「規律のある守備と組織的なプレー、戦術を意識する。攻撃では、われわれの持つ自由と表現力によって、これまで通りのパターンと動きでプレーする」と述べた。
クロアチアの警戒すべき点については、ルカ・モドリッチとイバン・ラキティッチを擁する中盤だとコメント。「レベルの高い相手には、組織的でないプレスを掛けても突破されてしまう」と、警戒感を示した。
イングランドにとっては1990年のイタリア大会以来のW杯準決勝となる。サウスゲート監督は選手らについて「誰も満足していないし、興奮しすぎてもいない」とし、平常心で臨む姿勢を示した。