June 14, 2018 / 4:31 AM / 2 months ago

サッカー=W杯ロシア大会で初のVAR導入、大誤審防げるか

[モスクワ 12日 ロイター] - サッカーの2018年ワールドカップ(W杯)ロシア大会では、W杯として初めて、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)が導入される。国際サッカー連盟(FIFA)は技術に関し自信を示したが、完璧ではないとも述べた。

 6月12日、サッカーの2018年ワールドカップ(W杯)ロシア大会では、W杯として初めて、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)が導入される。写真は、モスクワのオペレーションルームでVARシステムについて説明する担当者。9日撮影(2018年 ロイター/Sergei Karpukhin)

連盟の審判部トップを務めるマッシモ・ブサッカ氏は記者会見で、VARの技術については全幅の信頼を寄せているものの、一部の人が期待しているほど明確な判断を提供できない可能性があると指摘。「一貫性と整合性が提供されることを望んでいるが、テクノロジーが問題を100%解決するとは思っていない」と述べた。

さらに「ゴールラインテクノロジーのように、ラインを割ったら振動でゴールを認定するような、自動的な仕組みではない」と説明。判断するのはあくまで人間だと強調した。ただ、「過去にあったような(誤審による)スキャンダルは、もう起きないと確信している」という。

FIFAの審判委員会会長を務めるピエルルイジ・コッリーナ氏は、VARでの確認が可能となることで、審判のプレッシャーは軽減するとみている。

2002年ドイツ大会決勝でブラジル対ドイツを裁いた同氏は「審判にとって、心理的な問題は非常に重要だ」と言明。「実際に何が起きたかが分からないままで一度下した判定を覆すのは、審判にとって極めて難しいことだ。判定に自信が持てなくなるからだ」とし、「審判がプレーを見直した上で判定を変更できるようになることは、心理的影響を最低限にするために非常に役に立つ」と話した。

VARシステムは、試合において主審や副審らが見逃した事態を、ビデオにより確認する仕組みだ。

今大会では、VARを務めるFIFAの審判13人のうち1人と副審3人が、モスクワのオペレーションルームで全64試合をモニターする。彼らは放送カメラ33台と、オフサイド判定に使用するカメラ2台の映像にアクセスできる。このうち8台の映像は「スーパースロー再生」が、4台は「ウルトラスロー再生」が可能。

VAR使用の対象となるシーンは「ゴールおよびゴールにつながる攻撃」「ペナルティー判定およびペナルティーにつながる攻撃」「一発退場」「処分対象の選手が間違っている場合」の4つと決められている。

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