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サッカー=W杯改革案、欧州クラブなどで収入大幅減の試算

 FIFAが提案している現行4年に1回実施のW杯の隔年開催、クラブW杯の改革案が実行された場合、欧州各リーグやUEFAにとっては1シーズン当たり約80億ユーロの損失につながるとの試算が明らかになった。写真は22年W杯カタール大会のスタジアム。アルワクラで2019年12月撮影(2021年 ロイター/Corinna Kern)

[バルセロナ 23日 ロイター] - 国際サッカー連盟(FIFA)が提案しているワールドカップ(W杯)の隔年開催、クラブW杯の改革案が実行された場合、欧州各リーグや欧州サッカー連盟(UEFA)にとって1シーズン当たり約80億ユーロ(約1兆円)の損失につながるとの試算が明らかになった。

コンサルティング会社KPMGとFTIのデルタ・パートナーズがまとめた未公開報告書によると、代表戦や国際的なクラブトーナメントの開催頻度が増えると、国内リーグの試合数減や週末から平日への試合開催日の変更など、大きな変化が起こる可能性があると指摘されていた。

また、それによってクラブの収益が減少し、ファンの関心も引き下げることにつながると予測され、さらに広告主の国内リーグへの関心低下、選手の負担増、プレーの質低下などにも波及するという。

報告書では、欧州5大リーグのほか、米メジャーリーグサッカー(MLS)、メキシコ、日本、南アフリカの各リーグへの影響も含まれており、損失を抑える選択肢であったとしても年間数億ドルの損失になると推測されている。

最も大きな打撃を受けるのは放映権収入で、世界のトップ40リーグと欧州チャンピオンズリーグ(CL)などのUEFA主催大会の視聴覚関連契約だけで1シーズン当たり50億ユーロもの損失と試算されている。

FIFAはロイターの取材に応じていない。

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