サッカー＝米国代表チーム、虹色ロゴで性的少数者の支援表明

［カタール　１４日　ロイター］ - サッカーのワールドカップ（Ｗ杯）カタール大会に出場する米国代表チームは、練習施設内とメディアの作業部屋に虹色のチームロゴを設置し、性的少数者（ＬＧＢＴＱ）への支援を表明した。

このロゴではダークブルーの「ＵＳＡ」の文字の下に、７色の縦線が施されている。これはチームが２０２０年に導入した、社会的正義を目指す活動を促す「Ｂｅ　Ｔｈｅ　Ｃｈａｎｇｅ」イニシアチブの一環。同性愛はカタールでは違法とされている。

米国代表のグレッグ・バーハルター監督は１４日、記者会見で「国際舞台、そしてカタールのような場所にいるとき、このような問題への関心を高めることが大事」とし、同イニシアチブの目的だと主張。

「米国だけでなく、海外でも社会問題への関心を高めたい。カタールは大きく前進しているが、まだやるべきことは残っている」と話した。