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訂正:ソフトバンクG、9月末に本社移転開始 コロナで利用計画調整も

 9月9日、ソフトバンクグループ(SBG)と通信子会社のソフトバンクは、9月末以降に港区・竹芝地区の新オフィスへの移転を開始する。写真は都内で2016年6月撮影(2020年 ロイター/Toru Hanai)

[東京 9日 ロイター] - ソフトバンクグループ(SBG)9984.Tと通信子会社のソフトバンク9434.Tは、9月末以降に港区・竹芝地区の新オフィスへの移転を開始する。従業員約1万人と大所帯のため年内をめどに順次、移転を進める。ただ、新型コロナウイルスの影響で、オフィスに必要なスペースは縮小しており、利用計画の調整もありそうだ。

新オフィスの入る「東京ポートシティ竹芝オフィスタワー」(14日開業)は、東急不動産3289.Tと鹿島建設1812.Tが共同開発。ソフトバンクの移転に先立ち9日、ビルの説明会を開いた。AI(人工知能)やIoT(モノのインターネット)を活用したスマートビルとして、先端技術の実証実験を進める。人の流れや周辺環境のデータを収集・解析し、快適な環境の整備や効率的なビル管理に役立てるという。

ソフトバンクの宮内謙社長兼CEO(最高経営責任者)は「いろんなパートナーに参加いただき、最先端のテクノロジーが体験できる街として盛り上げていく」と述べた。竹芝エリアでは、自動走行ロボットを用いた配送サービスなどの実用化に向けた実証実験も進める。

コロナ禍という想定外の事態を受け、新オフィスの利用計画は調整も見込まれる。ソフトバンクはリモートワークを推進しており、8月の決算会見で宮内社長は「(従来の)3─4割くらいのオフィススペースでやっていける状況になってきた」と説明。竹芝オフィスタワーには「もっとたくさんのグループ企業も入れるのではないか」との考えを示していた。

宮内社長は9日の会見で「スマートビルやシティを作っていきたい気持ちがある」と、本社移転の意義を説明。リモートワークもしやすい環境にしているとした一方で「オフィスに集うことでアイデアやコラボレーションが生まれることも非常に重要」と述べた。同ビルにはソフトバンクが国内法人に出資する「ウィーワーク」のシェアオフィスも入る。ソフトバンクの従業員も利用できるようにし、異業種の人材との交流を促す。

現在の本社がある港区の汐留には、中央区の日本橋箱崎町から2005年2月に移転した。当時、ブロードバンド事業を中心に事業規模・人員が急増していたことに対応した。

*9日に開催されたのはオフィスの公開ではなくオフィスビルの説明会であることを明確にし、文章を再構成しました。

平田紀之 編集:石田仁志

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