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ソマリアで飢餓の危機高まる、雨不足と食糧価格上昇で=国連機関

 アフリカ東部のソマリアで約21万3000人が飢餓に直面していると、国連機関が6日発表した。写真は飢餓で死亡した姉妹の墓。5月にソマリアで撮影(2022年 ロイター/Feisal Omar)

[ロンドン 6日 ロイター] - アフリカ東部のソマリアで約21万3000人が飢餓に直面していると、国連機関が6日発表した。干ばつ悪化に加え世界の食糧価格が記録的高水準で推移しているため。

国連世界食糧計画(WFP)、国連食糧農業機関(FAO)および国連人道問題調整事務所(OCHA)は共同声明で、ソマリアでは降雨不足が4年継続し、世界的にも気象が不安定となっていることから、今年の雨季も降雨量が平均に届かない恐れが警告されていると指摘。さらに、ロシアのウクライナ侵攻で世界の穀物や調理油の価格が3月に過去最高付近まで上昇しており、ソマリアで飢餓に直面する人が4月予想時点の3倍近く増加したと明かした。

同国では人口の約半分に当たる710万人が深刻な食料不安状態にあるという。これは、必要最低限のカロリーをほとんど得られず、生存のため資産売却の必要に迫られかねない状態。

ソマリアのWFP責任者は「最も脆弱な人々の生命が栄養失調と飢餓で既に危険にさらされている。飢餓の発生を待つわけにはいかない」と述べた。

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