December 23, 2014 / 10:43 PM / 5 years ago

ソニーの北朝鮮題材映画を一部劇場で公開へ、米大統領は歓迎

[ロサンゼルス/ワシントン 23日 ロイター] - ソニー(6758.T)の米映画子会社、ソニー・ピクチャーズエンタテインメント(SPE)は23日、公開を中止するとしていた北朝鮮の金正恩第1書記の暗殺を題材にしたコメディー映画「ザ・インタビュー」を米国の一部映画館で公開すると発表した。

 12月23日、ソニーの米映画子会社は、公開を中止するとしていた北朝鮮の金正恩第1書記の暗殺を題材にした映画を米国の一部映画館で公開すると発表した。写真はプレミア上映館のポスター、11日撮影(2014年 ロイター/Kevork Djansezian)

「ザ・インタビュー」をめぐっては、上映予定だった映画館がハッカー集団に脅迫されたことを受け、SPEは17日、25日に予定されていた公開を中止すると発表していた。

SPEのマイケル・リントン最高経営責任者(CEO)は声明で、同映画を「劇場で限定的に公開する」と表明。「『ザ・インタビュー』の公開を断念したことはない。クリスマス当日に一部映画館で上映されることを嬉しく思っている」とした。

また、多くの人に観てもらえるよう、同映画の映画館への配給以外の公開方法も検討しているとした。

SPEの発表に先立ち、テキサス州ダラスの映画館チェーン「アラモ・ドラフトハウス・シネマ」が同映画の上映を25日に開始すると発表。ジョージア州アトランタの映画館「プラザ・アトランタ」も上映する計画を表明していた。

このほか、ロサンゼルスの映画館チェーン、Laemmle Theatresも12月31日に限り映画館1カ所で上映すると表明。SPEは同チェーンに対し、25日からビデオ・オン・デマンド方式で同映画を配信する計画を伝えたと報道もあるが、SPEの確認は得られていない。

今のところ、米国の主要映画館チェーンも公開に踏み切るのか、全米何カ所の映画館で上映されるのかなどは分かっていない。

SPEが「ザ・インタビュー」の一部劇場公開を決定したことについて、オバマ大統領は歓迎の意を表明。

ホワイトハウスのシュルツ報道官は声明で「大統領はソニーの上映決定を称賛している」とし、「大統領が言明しているように、米国は言論の自由、芸術的な表現の権利を信じている。ソニー、および参加する劇場の決定により、人々はこの映画に関し自分自身で選択することが可能になり、われわれはこれを歓迎する」とした。

オバマ大統領は前週19日、SPEが公開中止を決めたことについて、「米国は、どこかの独裁者に検閲を科されるような社会であってはならない」とし、公開中止は悪い前例となると批判的な立場を示していた。

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