February 2, 2018 / 7:20 AM / 20 days ago

ソニーが利益予想を上方修正、今期20年ぶり過去最高へ

[東京 2日 ロイター] - ソニー(6758.T)は2日、2018年3月期の利益予想(米国会計基準)を上方修正した。リスク対策費として見積もっていた500億円を取り消した一方で、音楽や半導体などの利益予想を上積みした。

営業利益予想は前年比2.4倍の7200億円(前回予想6300億円)に、最終利益予想は同6.5倍の4800億円(同3800億円)に、それぞれ引き上げた。

スマートフォン向けイメージセンサーなど半導体事業の好調に加え、映画事業の改善も寄与する。ゲーム事業も順調に拡大する見通し。

営業利益は1998年3月期に計上した5257億円を上回り、20年ぶりに過去最高を更新する見通し。会社側の営業利益予想はトムソン・ロイターがまとめたアナリスト23人の予測平均値6809億円も上回る。

ただ、会見した吉田憲一郎副社長兼最高財務責任者(CFO)は「業績は好調に推移しているが、これは為替の追い風やグローバルに景気が堅調といった外的要因に助けられている面も大きい」と慎重姿勢を崩さなかった。

売上高予想は前年比11.8%増の8兆5000億円で据え置いた。金融分野を上方修正した一方で、ゲーム事業やモバイル事業、イメージセンサー事業を引き下げた。モバイル事業は増収予想が一転、減収予想となる。

モバイル事業はスマートフォンの販売計画を1550万台から1400万台(前年実績1460万台)に引き下げたことが響く。

吉田副社長はモバイル事業について「市場のニーズに応えきれなかった。商品力の強化に注力していく」と語った。

    イメージセンサーの引き下げは「主に中国のスマホ市場の減速によるもの」という。吉田副社長はスマホ市場について「市場全体のパイはそれほど大きくは伸びない」との見方を示したが、複眼カメラの拡大に加え、監視カメラや車載向けなど用途の広がりを背景に、イメージセンサーは「長期的には市場は成長していく」との見通しを示した。

    業績予想の前提となる為替レートは1ドル113円前後、1ユーロ134円前後。

    2017年4─12月期連結決算は、営業利益は前年比3.6倍の7126億円、最終利益は同11.1倍の5076億円と、いずれも過去最高だった。半導体やゲーム事業、金融事業などが利益を支えた。

    売上高は前年比15.7%増の6兆5929億円だった。

    *内容を追加しました。

    志田義寧

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