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歌手らがソニーとUMGを提訴、70─80年代の楽曲の権利回復巡り

 2月5日、1970年代に活躍した歌手のデービッド・ヨハンセン氏、ジョン・ウェイト氏らが、ソニー傘下のソニー・ミュージックエンタテインメント、仏通信・娯楽大手ビベンディ傘下のUMGレコーディングスを相手取り、集団訴訟を提起した。写真はソニーのロゴ。ニューヨークで1月撮影(2019年 ロイター/Carlo Allegri)

[ニューヨーク 5日 ロイター] - 1970年代に活躍した歌手のデービッド・ヨハンセン氏、ジョン・ウェイト氏らが5日、ソニー6758.T傘下のソニー・ミュージックエンタテインメント、仏通信・娯楽大手ビベンディVIV.PA傘下のUMGレコーディングスを相手取り、集団訴訟を提起した。

原告は数十年前に放棄した楽曲の権利を取り戻すことを音楽会社が不当に拒否したと主張している。

マンハッタンの連邦地裁に提出された訴状によると、米国の著作権法は、不利な条件で作品を手放した作曲家は契約から35年後に「解除通知」を提出することで作品の権利を取り戻せると定めているが、ソニーとUMGは原告からの数百件に及ぶ解除通知を「日常的かつ組織的に」無視してきたという。会社側はこれらの楽曲を原告とのレコーディング契約に基づく「法人著作物」とみなし、権利回復の対象ではないとして解除通知に取り合わなかったと原告は指摘した。

ソニーを訴えているのは、「ニューヨーク・ドールズ」のボーカルだったヨハンセン氏、「サウスサイド・ジョニー」として活動するジョン・ライオン氏、ポール・コリンズ氏。

UMGを訴えているのは、「ベイビーズ」メンバーで1984年に「ミッシング・ユー」がヒットしたウェイト氏、ロックバンド「クラッシュ」やロック歌手のブルース・スプリングスティーン氏などと共演したギタリストのジョー・イーリー氏。

ソニーとUMGはコメントの求めに応じていない。

原告団の代理人によると、1970年代後半から80年代前半に活躍後したアーティスト100人以上が、ソニーやUMGに著作権回復を求めて解除通知を送ったものの受け入れられていないとして、集団訴訟の原告となっている。

原告らは裁判で、音楽会社に解除通知を受け入れるよう義務付ける命令、損害賠償金の支払いや救済措置を求めている。

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