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南スーダンへ自衛機3機を派遣、邦人退避を準備

 7月11日、中谷元防衛相(写真)は、南スーダンからの日本人の退避に備え、自衛隊の輸送機3機を隣国ジブチへ派遣することを命じた。事態が緊迫する中、日本人も約70人が首都ジュバから動けない状態が続いている。6月防衛省で撮影(2016年 ロイター/Toru Hanai)

[東京 11日 ロイター] - 中谷元防衛相は11日夕、南スーダンからの日本人の退避に備え、自衛隊の輸送機3機を隣国ジブチへ派遣することを命じた。現地では大統領派と反大統領派の戦闘が激化。各国が自国民の退避を準備するなど事態が緊迫する中、日本人も約70人が首都ジュバから動けない状態が続いている。

1機目の輸送機は愛知県の小牧基地をすでに離陸。給油のため自衛隊の那覇基地など数カ所を経由してジブチまで飛行する。14日にも到着する見通し。残りの輸送機も、準備が整い次第出発する。

中谷防衛相は記者団に対し、「迅速な安全な退避のため、他国軍による輸送も含め、あらゆる可能性を追求する。(実際の輸送は)情報をしっかり把握し、現地の状況をみて判断したい」と語った。

現地にいる日本人は、国際協力機構(JICA)の関係者47人を含め約70人。ジュバのホテルなどから身動きが取れない状態で、国連平和維持活動(PKO)のために駐留中の自衛隊部隊が空港まで車両で輸送することも検討している。

自衛隊のPKO部隊も、情勢が悪化した7日以降は宿営地にとどまっている。

自衛隊の輸送機で実際に日本人を退避させれば2例目となる。前回は2004年4月、イラクからクウェートまで報道陣を運んだ。

久保信博

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