[ソウル 23日 ロイター] - 韓国中央銀行は23日、米連邦準備理事会(FRB)の海外中銀・国際機関向けのレポファシリティー「FIMAレポファシリティー」に参加すると発表した。
ドル資金の調達能力を強化するための予防的な措置。
FIMAレポファシリティーは、新型コロナウイルスの流行に伴う世界的なドル不足を緩和するために2020年3月に設立された。FRBの口座にある米国債を担保にドル資金を調達できる。
中銀は「このファシリティーでは、必要な場合、韓国中銀が保有する適格証券を利用してFRBから直ちにドルを調達できる」と述べた。
レートは0.25%。オペレーションの最大規模は600億ドル。
韓国中銀は先週、FRBとの通貨スワップ協定(600億ドル)を今月31日で失効させることに合意した。
私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」