April 18, 2019 / 1:24 AM / a month ago

韓国中銀、経済成長予測を下方修正 政策金利は据え置き

[ソウル 18日 ロイター] - 韓国銀行(中央銀行)は18日、2019年の経済成長率予測を1月時点の2.6%から2.5%に下方修正した。

 4月18日、韓国銀行(中央銀行)は、2019年の経済成長率予測を1月時点の2.6%から2.5%に下方修正した。写真はソウルの同行本店前で2012年8月に撮影(2019年 ロイター/Kim Hong-Ji)

これは7年ぶりの低水準。市場では、輸出・物価の低迷を背景に近く利下げが実施されるのではないかとの観測が浮上している。

2019年のインフレ率予測も1.4%から1.1%に下方修正された。

中銀はこの日、予想通り政策金利KROCRT=ECIを1.75%に据え置いた。輸出の減少で、景気が再び弱含む兆しがみられることを踏まえた。

ロイター調査では、17人中16人のエコノミストが据え置きを予想していた。9人は2021年までの間に利下げがあると見込んでいる。

今回の金融政策声明では、利上げが必要になる可能性に言及した文言が削除された。市場関係者は、2017年終盤に始まった引き締めサイクルからハト派姿勢に転換したと受け止めている。

Korea Investment & Securitiesの債券アナリスト、Oh Chang-sob氏は「中銀は文言の削除を通じて正式に引き締めサイクルを停止した」と指摘。「インフレ予測も大幅に下方修正しており、市場では利下げ観測が浮上している」と述べた。

李柱烈(イ・ジュヨル)総裁は金融緩和を急がないと表明している。

総裁は記者団に「利下げを協議する時期ではないとの従来のスタンスに変更はない」とし「今年の成長予測を下方修正したが、(経済は)多くの要因により、依然として潜在成長率に近いペースで拡大している」と述べた。

市場では、米連邦準備理事会(FRB)が引き締めサイクルの終了を先月示唆したことから、利下げ観測がここ1カ月高まっていた。

ソシエテ・ジェネラルのエコノミスト、Oh Suk-tae氏は「景気低迷に対処するためFRBが2020年に緩和策を講じると見込まれる中、韓国中銀もそれに応じて動く可能性が高い。ただ、政策当局者は不動産市場の再過熱化を警戒しており、それを踏まえると年内の利下げの可能性は低い」との見方を示した。同氏は、2021年までに利下げがあると予想している。

3月のインフレ率は2016年7月以来の低水準だった。これを受けて、緩和スタンスに転じて景気を刺激するよう政策当局者に対する圧力が高まっている。

*内容を追加しました。

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