[12日 ロイター] - 韓国のスタートアップ企業が犬の鳴き声を分析して感情を検知する人工知能(AI)搭載の首輪を開発した。
音声認識技術を活用し、鳴き声から犬が喜んでいるか、リラックスしているか、不安に感じているか、怒っているか、悲しんでいるかを検知し、スマホのアプリで飼い主に伝える。
開発したPetpuls Labは、約3年をかけて様々な種類の犬の鳴き声を集め、50犬種1万件以上のサンプルをデータベース化し、それに基づき独自のアルゴリズムを開発した。
6歳のボーダーコリーの飼い主は「遊んでいる時はただ喜んでいるだけで、私が留守の時は悲しくて不安だと思っていたが、実際には、人間が感じているように、一緒に遊んだゲームで負けた時には怒りを感じていることなどが分かった」と述べている。
Petpuls Labは、昨年10月からこの首輪をネットで99ドル(約1万円)で販売している。
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