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韓国7月CPIは6.3%上昇、ピークの兆しも 景気減速焦点に

[ソウル 2日 ロイター] - 韓国統計局が2日発表した7月の消費者物価指数(CPI)は前年比6.3%上昇と、前月の6.0%上昇から加速し、約24年ぶりの伸びを記録した。ただ、インフレ率がピークに近づいている可能性も示された。

 韓国統計局が2日発表した7月の消費者物価指数(CPI)は前年比6.3%上昇と、前月の6.0%上昇から加速し、約24年ぶりの大幅な伸びとなった。写真はソウルのショッピングモールで2020年9月撮影(2022年 ロイター/Kim Hong-Ji)

インフレ懸念が緩和する中、市場の注目は景気減速の兆しにシフト。債券利回りが低下した。

韓国銀行(中央銀行)が7月のCPI上昇率加速は先月に大幅な利上げを行った際に想定していた通りだと指摘したことも債券利回りの低下につながった。

7月のCPI上昇率は市場予想と一致。1998年11月に記録した6.8%以来の大きさとなった。

前月比では0.5%上昇し、伸び率は市場予想の0.4%を上回ったものの、6月の0.6%からは低下した。

食品とエネルギーを除いたコアCPIは前年比3.9%上昇と6月から変わらずとなり、基調的な物価圧力がピークに達した可能性を示唆した。前月までは3カ月連続で加速していた。

NHインベストメント・アンド・セキュリティーズの債券アナリスト、カン・スンウォン氏は、インフレ率が市場予想を上回っていた過去数カ月の傾向に言及し「インフレ率が予想と一致したことは心強い」と述べた。

中銀の声明によると、李桓碩副総裁は2日の内部会議で「CPI上昇率は7月も引き続き6%程度にとどまり、前回7月13日の金融政策会合での予想と一致した」と述べた。

これを受け、市場では中銀が近い将来に経済を支援する方向に政策の軸足を徐々にシフトさせるとの見方が高まった。

今回の統計は7月の利上げ以降、今月の次回会合までに発表される唯一の月次インフレ統計となる。7月の利上げは50ベーシスポイント(bp)と通常より大幅だった。

中銀は今後は25bpずつの利上げとなる可能性が高いとの見方を示している。

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