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韓国の5月CPI、前年比2.6%上昇 原油高などで9年ぶりペース

[ソウル 2日 ロイター] - 韓国統計局が2日発表した5月の消費者物価指数(CPI)は、前年同月比2.6%上昇し、2012年4月以来約9年ぶりのペースに加速した。

前年同月のベースが新型コロナウイルスの影響で低かったことや原油や農産物の価格上昇が主因だが、緩やかな金融引き締めを求める声が高まっている。

上昇率はロイターの調査と一致した。前月は2.3%の上昇だった。

2020年5月のCPIは前年同月比0.3%低下していた。

洪楠基(ホン・ナムギ)企画財政部長は、ベース効果や一部農産物や原油価格の一時的な供給障害による影響は今後収まると説明。「政府はインフレリスク顕在化に備え、過度なインフレ期待を防ぎ、生活費安定に向けて措置を講じる」と述べた。

農産物・畜産・水産品は12.1%、石油は23.3%上昇した。

変動の激しいエネルギーと食料品を除いたコアCPIは前年比1.2%上昇し、18年11月以来の伸びだった。

CPIは前月比では0.1%上げ、4月の0.2%上昇から鈍化した。

韓国銀行(中央銀行)は5月27日、政策金利を過去最低の0.50%に据え置き、経済成長率とインフレ率予想は上方修正した。李柱烈総裁は会見で、インフレが加速し、金融面で不均衡が拡大する中、新型コロナ危機を受けて継続してきた緊急的な刺激策の縮小を準備していると発言した。

ANZリサーチは顧客向けノートで「中銀の政策に関するメッセージは最近、タカ派色が強まっているが、新型コロナ関連のリスクが薄れている明確な兆候が、政策引き締めの前提条件になるだろう」と指摘。

「当社の基本シナリオは、2022年第1・四半期に政策正常化開始を想定しているが、ワクチン接種が予想より進展した場合、早ければ21年第4・四半期に最初の利上げが実施される可能性があると認識している」と語った。

韓国中銀はインフレ率について、21年は1.8%、22年は1.4%を見込んでいる。

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