[ソウル 30日 ロイター] - 30日発表された公式統計によると、5月の韓国鉱工業生産は前月比で予想外に減少した。ただ、新型コロナウイルスの影響が大きかった前年との比較では約11年ぶりの高い伸びとなった。
5月の鉱工業生産は季節調整済み前月比で0.7%減少。ロイターがまとめた予想(0.8%増)から予想外のマイナスとなった。4月は前月比1.6%減で、昨年5月以来の大幅な落ち込みを記録していた。
一方、前年比では15.6%増加し、伸び率は2010年6月以来の高水準だった。新型コロナの感染拡大を背景に経済活動やサプライチェーンが打撃を受けた前年から、生産の急回復が確認された。
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