July 25, 2019 / 1:23 AM / 24 days ago

第2四半期の韓国GDP、政府の歳出拡大でプラスに転じる

[ソウル 25日 ロイター] - 韓国銀行(中央銀行)が25日発表した第2・四半期の国内総生産(GDP)速報値は、季節調整済み前期比で1.1%増加した。政府の歳出が大幅に拡大したことが寄与し、0.4%減を記録した前四半期からプラスに転じた。

 7月25日、韓国銀行(中央銀行)が発表した第2・四半期の国内総生産(GDP)速報値は、季節調整済み前期比で1.1%増加した。写真はソウルの同行本店前で2016年3月に撮影(2019年 ロイター/Kim Hong-Ji)

ロイターが12人のエコノミストを対象にまとめた予想中央値(1.0%増)も小幅に上回った。

GDPのほぼ半分を占める民間部門の消費は前期比0.7%増加。第1・四半期は0.1%増だった。建設支出は1.4%増加。第1・四半期は0.8%減だった。

設備投資は2.4%増加。9.1%減少を記録した第1・四半期からプラスに転じた。

第2四半期GDPは、前年比では2.1%増加した。予想は2.0%増。第1・四半期は1.7%増だった。

第2・四半期の成長は政府支出によるところが大きく、中銀による追加利下げの必要性をうかがわせる内容となった。中銀の試算では、政府支出がなければマイナス成長となっていたもよう。

HI投資証券のエコノミスト、パク・サンヒュン氏は「GDP統計の詳細をみると、政府支出への依存は明らかで、第4・四半期に追加利下げがあるという見方が裏付けられた」と述べた。

韓国経済は半導体、スマートフォン、自動車、船舶の輸出に大きく依存しており、長引く米中貿易摩擦の影響が特に大きくなっている。

中銀によると、政府支出の第2・四半期GDPへの寄与は1.3%。これに対し民間部門は、企業の投資削減が響き0.2%の押し下げ要因となった。

中銀は先週、市場の8月実施の見通しに反し、3年ぶりの利下げに踏み切った。今年の成長率見通しも2.5%から10年ぶり低水準の2.2%に引き下げた。

第2・四半期の製品輸出は2.3%増。第1・四半期は3.2%減で、2017年第4・四半期以降で最低だった。

ただ、日本が半導体とディスプレーの材料輸出の規制を強化したことで、韓国の輸出の見通しは依然不透明。

中銀は23日、国会への報告書で、日本の輸出規制強化は国内経済にとって3大リスクの一つと指摘した。

アナリストの間では今年の成長率見通し引き下げの動きがみられ、一部では2%に届かないとの見方もある。

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