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米韓、新型ウイルス懸念で合同軍事演習縮小を検討

[ワシントン 24日 ロイター] - エスパー米国防長官は24日、ワシントンを訪問した韓国の鄭景斗(チョン・ギョンドゥ)国防相と会談した。韓国で新型コロナウイルスの感染が急拡大していることを踏まえ、両国の合同軍事演習の縮小を検討していると明らかにした。

韓国疾病予防管理局(KCDC)は25日、新型ウイルスの国内の感染者について、新たに60人が確認され、累計893人になったと発表した。死者は9人となった。

韓国軍でも13人の感染を確認。鄭国防相はエスパー国防長官との共同会見で「深刻な事態だと認識している」と述べ、軍人の国内の移動を制限したと説明した。

米軍は24日、韓国大邱市の米軍基地を最近訪問した61歳の女性が検査で感染が確認されたと発表した。在韓米軍に関連した初の感染例を受け、在韓米軍はリスクレベルを「高い」に上げ、部隊に移動の制限などを指示した。

エスパー長官は、韓国軍と在韓米軍が合同演習の縮小を検討していると述べた上で、北朝鮮の核を巡る動きを念頭に警戒態勢は続けているとし「われわれが共に直面するいかなる脅威にも対応する万全な態勢は引き続き維持されると確信している」と述べた。

一方、米国が大幅な増額を求めている在韓米軍の駐留費用の問題では依然、溝が埋まっていないもよう。

エスパー長官は共同会見で「われわれ共通の防衛費用の負担が米納税者に偏ってはならない」と発言。鄭国防相は、協議が「停止状態」にあると認めた。

韓国の国防省は声明を発表し、米韓は歩み寄りのために「より積極的な努力」をすべきとの考えを共有していると表明した。鄭国防相は、新たな取り決めは「双方にとって受け入れ可能」なものでなければならないと強調した。

両国は昨年、何度か協議を重ねたものの、合意には至らず、駐留費用の分担を定めた米韓の特別協定(SMA)は昨年末に失効した。米軍は、韓国の米軍基地に関連した仕事をしている数千人の韓国の民間人向けの予算が近く枯渇する、としている。

*内容を追加しました。

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