December 11, 2014 / 5:12 AM / 5 years ago

豪財政悪化、「AAA」の格付けに影響なし=S&Pなど

[シドニー 11日 ロイター] - オーストラリアの財政はコモディティ(商品)価格下落の影響で悪化が見込まれるが、大手格付け会社2社は、同国の最上級の格付け「AAA」と「安定的」としている見通しを変更する理由はないとしている。

主要輸出品である鉄鉱石などの価格下落で企業収益が圧迫されるなか、オーストラリア政府は税収の減少に直面。アボット首相が目指す歳出削減策も議会の抵抗にあい、一部は縮小や撤回に追い込まれている。

政府は間もなく半期経済・財政見通しを発表するが、2015年6月末までの1年間の財政赤字は、当初の予算案から50億豪ドル(約42億米ドル)程度上振れし、350億豪ドル近くに達すると見られる。

こうしたなか、格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)のアナリスト、クレイグ・マイケルズ氏は「政府が財政改善にコミットしている限り目先の(格下げ)圧力はない」との認識を示した。

ムーディーズのアナリスト、スティーブン・ヘス氏は「格付けの見直しを検討するのは、債務のGDP(国内総生産)比が現行水準より大幅に上昇したときだ」と述べた。オーストラリアの純債務は対GDP比で12%程度。先進国平均の50%超と比べて非常に低い水準にある。

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