[ワシントン 25日 ロイター] - 米ボーイングは新型宇宙船「スターライナー」初の有人飛行を2023年2月に行う方針だ。同社と米航空宇宙局(NASA)が25日に明らかにした。国際宇宙ステーション(ISS)に向けた打ち上げを目指している。
無人でISSを往復する試験飛行は既に実施済み。
ボーイングはスターライナーの開発と、同宇宙船認証後の6回の定期ミッションについて、45億ドルの固定価格でNASAと契約を結んでいる。
有人でISSとの間を往復させる8日間の今回のミッションはNASAがスターライナーを認証する前の最終試験となる。
認証されれば、20年に認証された民間宇宙企業スペースXの宇宙船「クルードラゴン」に続き、ISSへの宇宙飛行士輸送でNASAの第2の選択肢となる。
私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」