[北京 16日 ロイター] - 上海市当局は16日、市として宇宙技術のハブを目指す方針を明らかにした。2025年までに垂直離着陸が可能な再生可能ロケットを開発することなどが含まれるという。
市のウェブサイトで発表された。低コストの商業衛星量産ラインとロケットの組み立てラインも設ける。
中国は30年までに宇宙大国となることを目指しており、複数の市が衛星やロケット開発努力を強化している。
昨年には南部ハイテク都市の深センが、衛星と関連機器の開発事業に最大3億元(4700万ドル)の奨励金を提供すると表明。南部の海南省には商業宇宙船基地新設計画があるほか、浙江省・寧波では国内5番目のロケット打ち上げ基地が建設中だという。
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