[ワシントン 19日 ロイター] - 米航空宇宙局(NASA)は19日、月面着陸機の製造に向け、米アマゾン・ドット・コム創業者のジェフ・ベゾス氏が設立した宇宙企業ブルーオリジンを契約先に選んだと発表した。契約額は34億ドル。
ブルーオリジンは、米ロッキード・マーチンやボーイング、ソフトウエア会社ドレーパー、宇宙企業アストロボティックと協力し、全長52フィート(16メートル)の着陸機「ブルームーン」を製造する計画。
人類の月面再着陸を目指すNASAの「アルテミス計画」における2番目の宇宙船となる。
NASAは2021年、米実業家イーロン・マスク氏率いる宇宙開発企業スペースXと月面着陸機「スターシップ」の製造で30億ドルの契約を締結した。
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