[ワシントン 28日 ロイター] - 英ヴァージン・グループ創業者のリチャード・ブランソン氏率いる「宇宙旅行」会社ヴァージン・ギャラクティックSPCE.Nは28日、宇宙船「スペースシップツー」の内部をバーチャルで公開した。
客室には、この宇宙船のために設計された青緑色の客席が6席。壁面にしつらえた12個の窓と前方にある5個の窓から外の様子が眺められるようになっている。
同社が計画する宇宙旅行の代金は1人あたり25万ドル(約2626万円)。地上約97キロメートルの地点まで上昇する。
上昇後はシートベルトを外し、無重力状態を楽しむことができる。客室の後部には鏡が貼られ、乗客は浮かんでいる自身の姿を映して無重力を実感できるようになっているという。
同社幹部によると、宇宙旅行にはこれまでに600人から申し込みがあり、さらに400人が興味を示している。
商業飛行の開始期日はまだ決定していない。
私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」