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スペイン国王の巨大人形が販売、「焼却までの過程が芸術」

 2月28日、スペインの現代アート見本市「ARCO」で、国王フェリペ6世そっくりの巨大人形が、20万ユーロ(約2533万円)で販売されている。1年以内に燃やすことが、購入の条件だ。マドリードで撮影(2019年 ロイター/Susana Vera)

[マドリード 28日 ロイター] - スペインの現代アート見本市「ARCO」で、国王フェリペ6世そっくりの巨大人形が、20万ユーロ(約2533万円)で販売されている。1年以内に燃やすことが、購入の条件だ。

スペイン3大祭りのひとつ「バレンシアの火祭り」では、著名な政治家やセレブに似せて段ボール、石こうなどで巨大な人形「ニノッツ」を作り、焼く習わしがある。国王の高さ4メートルの人形もこれに当たるといい、スペイン人芸術家2人が制作した。

販売契約書には「購入者は作品を1年以内に焼き、その様子をパフォーマンスとして映像に収めること」という条件が書かれている。人形を販売しているイタリアの画廊は「購入されたのは人形という物体ではなく、プロセスだ」と説明した。

人形は焼かれると頭骨部分だけが残るといい、訪れていたコレクターは「これはパフォーマンスだと思う。バンクシーに似ている」と指摘した。英国の覆面ストリートアーティスト、バンクシーは代表作の1つ「風船と少女」が昨年の競売会場で、額縁に仕掛けられたシュレッダーで自壊し話題となった。

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