[ベルリン 5日 ロイター] - 欧州委員会が欧州中央銀行(ECB)と共同で作成した報告書で、スペインの銀行は現在さらなる支援を必要としていないと指摘していることが、5日明らかになった。
スペインの国内銀行は、欧州連合(EU)から最大で1000億ユーロの支援を受ける枠組みを確保している。このうち413億ユーロがすでに、国有化銀行の資本増強や銀行の不良債権を引き受けるバッドバンクの発足のために利用された。
報告書は「今のところ枠組みのさらなる利用を予見する理由はない」と述べている。
報告書はまた、低い金利と不良債権の増加を考えると、銀行が収益性を確保することは大きな課題だと指摘している。
「失業率、実質所得、企業の支払い能力において悪い傾向が予想以上に長期化すれば、ぜい弱な銀行にとって特にリスクが高まることになる」と述べている。