June 4, 2018 / 1:53 AM / 19 days ago

スペイン新首相、急進左派ポデモスと連立組まない意向=側近

[マドリード 3日 ロイター] - スペインのサンチェス新首相は3日、自身が率いる社会労働党による少数与党政権の発足に向けた準備を進めた。サンチェス氏の側近は、急進左派ポデモスから閣僚が選ばれることはないと明らかにした。

 6月3日、スペインのサンチェス新首相は、自身が率いる社会労働党による少数与党政権の発足に向けた準備を進めた。サンチェス氏の側近は、急進左派ポデモスから閣僚が選ばれることはないと明らかにした。写真は就任宣誓を同新首相。マドリードのサルスエラ宮殿で2日撮影(2018年 ロイター)

サンチェス氏は、自身が提出したラホイ前首相の内閣不信任決議案を可決するためにカタルーニャ独立を掲げる諸派やバスク国民党といった地方政党と、ポデモスの協力を仰ぎ、これら政党の賛成を得てラホイ氏を退陣に追い込んだ。

サンチェス氏は、現在の議会の任期が終了する2020年半ばまでは自身の政権を存続させたいと表明。ただ、議会の総議席数350席のうち、社会労働党の現有議席は84議席にとどまっており、サンチェス政権がいつまで続くかは不明。

ポデモスは政権の一翼を担うことを求めている。同党は寛大な社会福祉政策とともに規制や銀行税の強化を政策に掲げている。

同党の幹部、パブロ・エチェニケ氏は記者団に、社会労働党だけの政権は「他の勢力を含めた場合に比べ、不安定感が増す」ことになると指摘。

ただ、サンチェス氏の側近であるマルガリータ・ロブレス氏は現地ラジオに対し、ポデモスから閣僚が選ばれる可能性を否定したうえで、「サンチェス氏の立場は明確だ。社会労働党の少数与党政権になる」と言明。

別の側近、ホセ・ルイス・アバロス氏は現地テレビに対し、来週半ばまでに閣僚人事が公表される見通しで、無所属の候補が含まれる可能性があると語った。

経済評論家らは、サンチェス政権の土台は弱いため、大きな政策変更は達成できない見通しだと分析。

仏投資銀行ナティクシスのアナリストらは、「新政権は非常に弱いものになる」と指摘。「地方政党および分離派から常に圧力を受けるリスクがある。政権の寿命は非常に短いかもしれない」とした。

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