December 21, 2017 / 3:16 AM / 10 months ago

カタルーニャ州議会選、独立派の実質勝利なら金融市場に動揺も

[バルセロナ/マドリード 21日 ロイター] - スペイン北東部カタルーニャ自治州で、州議会選挙が21日に行われる。世論調査では独立賛成派と反対派の支持が拮抗(きっこう)しているものの、賛成派が実質的に過半数を獲得する可能性が高いと引き続き見込まれている。金融市場に動揺が広がり、長期にわたり国内政治に影を落とす可能性がある。

 12月21日、スペイン北東部カタルーニャ自治州で、州議会選挙が行われる。写真はバルセロナにある州議会選挙のプレスセンター。20日撮影(2017年 ロイター/Eric Gaillard)

スペインのラホイ首相は10月、独立を宣言したカタルーニャ州政府の閣僚を解任し、議会を解散、12月に選挙を実施すると発表した。

独立賛成派が過半数を確保すれば、カタルーニャ州に対する投資家の信頼感は一段と悪化することが見込まれる。同州の経済規模はポルトガルの規模を上回り、スペイン経済の成長をけん引している。ただ最近では、独立賛成派の指導者らは一方的な独立の要求は控えている。

投票所は21日0800GMT(日本時間21日午後5時)から1900GMT(同22日午前4時)まで開かれる。投票率は過去最高を記録する見込み。

21日の投票は、ここ数カ月間で独立運動への支持がどう進展したかを示す事実上の住民投票とされている。

カタルーニャ州議会の政党6党のうち、過半数の68議席を単独で確保できる政党はないと予想され、アナリストらは数週間にわたって連立協議が続くとの見方を示している。

エル・パイス紙が19日に公表した調査データの分析によると、起こる可能性の最も高いシナリオは、急進左派ポデモス系の地域会派の支持もしくは棄権により、独立賛成派が過半数を得るというもの。

ポデモスは反独立派だが、スペイン政府が承認する住民投票の実施を主張している。一方で、独立派と反独立派を含むカタルーニャ州の政党で構成される左派連合を支持している。

アナリストはこの点に関し、ポデモスは特に望んでいない2つの選択肢に直面しているものの、ラホイ首相が率いる国民党(PP)が関与する連立よりは独立賛成派を支持するとの見方を示した。

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