for-phone-onlyfor-tablet-portrait-upfor-tablet-landscape-upfor-desktop-upfor-wide-desktop-up

豪爬虫類公園、解毒剤不足で材料の毒クモ捕獲を市民に呼びかけ

 1月24日、オーストラリア爬虫類公園は致死性の毒を持つジョウゴグモの解毒剤の材料が不足しているとして、このクモの捕獲と提供をウェブサイトで呼びかけた。同園は1981年からジョウゴグモの解毒剤製造業者に原料となるクモを供給している。写真は2001年1月撮影のシドニージョウゴグモ(2017年 ロイター/Mark Baker)

[シドニー 24日 ロイター] - オーストラリア爬虫類公園は24日、致死性の毒を持つジョウゴグモの解毒剤の材料が不足しているとして、このクモの捕獲と提供をウェブサイトで呼びかけた。同園は1981年以来、オーストラリアで唯一、ジョウゴグモの解毒剤製造業者に原料となるクモを供給している。

公園のゼネラル・マネジャー、ティム・フォークナー氏は、昨年は一般からの提供が少なかったのに加え、熱波でクモの活動が活発化して噛まれる事象が増加したため、解毒剤の在庫が減ってしまったと述べた。同氏は電話インタビューで「市民の協力を仰いでいる。われわれ自身もジョウゴグモの捕獲に努めているが、捕獲できていない」と語った。

ジョウゴグモはオーストラリア南東部に生息するが、致死性の毒を持つことが分かっているのはシドニーやニューカッスルなどの地域に生息するシドニージョウゴグモ1種。激しく噛まれて放置すれば1時間以内に死に至る可能性があるという。ただ、1981年以降では、ジョウゴグモに噛まれたことによる死者は出ていない。

フォークナー氏は、注意すれば安全に捕獲できるとし「適当な瓶と木製のスプーンがあればとても簡単に捕獲できる。われわれは35年間この方法でやってきたが、誰も負傷していない」と述べた。

for-phone-onlyfor-tablet-portrait-upfor-tablet-landscape-upfor-desktop-upfor-wide-desktop-up