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スピリット航空買収合戦、フロンティアが提示額引き上げ断念

 7月11日、米格安航空会社(LCC)スピリット航空の買収合戦で、同業フロンティア航空の親会社フロンティア・グループ・ホールディングスは、提示額をさらに引き上げることを断念した。6月27日撮影(2022年 ロイター/Dado Ruvic)

[11日 ロイター] - 米格安航空会社(LCC)スピリット航空の買収合戦で、同業フロンティア航空の親会社フロンティア・グループ・ホールディングスは、提示額をさらに引き上げることを断念した。フロンティアとジェットブルー航空による数カ月に及ぶ買収合戦が幕引きとなる可能性が出てきた。

スピリットは2月、現金と株式交換を通じたフロンティアへの身売りで合意。だが、4月になってジェットブルーが全額現金でのスピリット買収を提案した。以来、ジェットブルーとフロンティアは、全米5位の航空会社の誕生をかけた買収合戦を続けてきた。

フロンティアのバリー・ビッフル最高経営責任者(CEO)はスピリットへの書簡で、先月の修正合意を「最善かつ最後の提案」として検討すべきだと要請。また、ジェットブルーの最新の提案に対抗する権利を放棄する意思も示した。

フロンティアは修正合意で、現金での買い取り額を1株当たり2ドル増やし、4.13ドルとすることに応じた。また、買収を撤回する際のスピリットに対する違約金を1億ドル増やし、3億5000万ドルにした。

フロンティアの現金と株式による買収提示額は、8日終値時点で1株当たり24.69ドル。だがジェットブルーはより高い金額を提示し、提示額全体を現金で37億ドルに引き上げた。

買収合戦により、スピリットはフロンティアとの契約に関する株主投票の延期を何度も余儀なくされている。

株主投票は15日の予定。関係筋はロイターに対し、スピリットはフロンティアへの身売りに株主が反対しているため、ジェットブルーと交渉していると語っている。ジェットブルーは11日、コメントを差し控えた。

一方、フロンティア側は十分な委任状の支持を集めるには時間が必要だとして、株主投票を27日まで延期するようスピリットに要請した。

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