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北京五輪開会式、聖火点火にウイグル族女子選手 批判意識か

第24回冬季オリンピック北京大会は4日夜、北京市の国家体育場(通称「鳥の巣」)で雪と氷をテーマにした開会式が行われ、17日間にわたる熱戦がスタートした。(2022年 ロイター/Toby Melville)

[北京 4日 ロイター] - 第24回冬季オリンピック北京大会は4日夜、北京市の国家体育場(通称「鳥の巣」)で雪と氷をテーマにした開会式が行われ、17日間にわたる熱戦がスタートした。開会式のクライマックスとなる聖火点火では、最終ランナー2人のうち1人に新疆ウイグル自治区出身の女子選手が選ばれた。

最終ランナーは伝統的に最後まで明かされない。同自治区での人権侵害問題に国際社会の批判が高まる中、最終ランナーの1人に選ばれたのは、クロスカントリースキーに出場するウイグル族のジニゲル・イラムジャン選手(20)だった。

今大会は、同自治区などでの人権侵害を理由に、米国、カナダ、オーストラリア、英国などが政府代表団を派遣しない「外交ボイコット」を表明している。中国は人権侵害を否定しており、開会式では国歌斉唱の前に56人の各民族代表に国旗が渡され、一体化の精神を示した。

摂氏マイナス4度となった厳寒の夜、午後8時に始まった開会式は予定時間を延長し、2時間20分に及んだ。開会式の演出は08年大会と同じ映画監督のチャン・イーモウ氏が担当。ハイライトでは、氷の表面を模した1万1600平方メートルの高解像度LEDスクリーンで構成されたステージに子供や若者を中心とした3000人のパフォーマーが登場した。

昨年の東京五輪に続き新型コロナウイルス禍の中で開かれる今大会は、中国政府によるゼロコロナ政策の下、選手をはじめとする大会関係者を「クローズド・ループ」という隔離環境に置いて開催される。2008年に夏季大会を開催した北京は、夏冬両方の五輪を行う史上初の都市となった。

大会組織委員会は感染拡大の懸念で海外からの観客受け入れを断念したほか、国内でも一般へのチケット販売も見送り、限られた招待客のみを会場に入れることにした。

今大会には約90の国・地域から選手約2900人が参加し、7競技、史上最多109種目でメダルを争う。

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