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カタール、W杯控え外国人労働者を強制立ち退き

サッカーのW杯は来月20日にカタールで開幕するが、同大会期間中に海外からのファンが滞在する予定となっている首都ドーハ中心地で、数千人の外国人労働者が居住している建物からの立ち退きを強いられたという。退去を求められた労働者らがロイターに語った。ドーハで12日撮影(2022年 ロイター/Hamad I Mohammed)

[ドーハ 28日 ロイター] - サッカーのワールドカップ(W杯)は来月20日にカタールで開幕するが、同大会期間中に海外からのファンが滞在する予定となっている首都ドーハ中心地で、数千人の外国人労働者が居住している建物からの立ち退きを強いられたという。退去を求められた労働者らがロイターに語った。

労働者らの話では、政府からの立ち退き要請は12以上の建物で起こり、主にアジア人やアフリカ人の労働者が立ち退きを強いられた。アルマンスーラ地区にある約1200人が住んでいたという建物では、26日午後8時頃に当局から通告を受け、午後10時半頃には強制的に退去させられ、建物の出入り口は施錠されたという。

荷物を取りに戻れなかった人や、外の道路で寝泊まりせざるを得なかった人もいた。ある男性は、他10人ほどの男性とともに湾岸アラブ諸国の暑さと湿気の中で2日目の夜を過ごす準備をしながら、「行くところがない」とロイターに語った。

また、ある労働者によると、立ち退きの対象は独身男性で、家族を持つ外国人労働者は影響を受けていないとのこと。現地のロイター記者は、住民が立ち退きを迫られたという建物を数多く目撃しており、一部の建物では電気を止められていたという。

カタールの政府関係者は今回の立ち退きについて、「ドーハの地域を再編成するために現在行われている、包括的かつ長期的な計画に沿ったもの」とし、W杯とは無関係とコメント。また、「全員が安全で適切な施設に宿泊している。(退去の要請は)適切な通知の上で行われたはず」とも話している。

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