[ベルリン 11日 ロイター] 自動車レースF1で7度の総合優勝経験があるミヒャエル・シューマッハー(ドイツ、40)が、けがが治らないことを理由に、期待されていたF1復帰の計画を断念した。
シューマッハーは、先月ハンガリー・グランプリ(GP)予選で負傷したフェラーリのドライバー、フェリペ・マッサ(ブラジル)の代役として欧州GPでの復帰に向け準備を進めていたが、今年2月のバイク事故で負傷した首がテスト中に痛むとしたために断念。このため、経験豊富なテストドライバーのルカ・バドエルが代役を務めることになる。
シューマッハーは自身の公式サイトで「一時復帰を可能にするためすべてのことを試みたが、それがうまくいかなかず本当に残念だ」とコメントした。