[リオデジャネイロ 1日 ロイター] サッカーの元ブラジル代表キャプテンで、日本代表の指揮官も務めたジーコ氏が、就任からわずか4カ月でフラメンゴ(ブラジル)のディレクターを辞任すると表明。クラブ内の対立が理由であることを明かした。
ジーコ氏は1日早朝、自身のウェブサイト上で「私の存在が歓迎されていないこと、私の存在が多くの人々の間で不満の種となっていることに気付いた」とコメント。「これ以上続けていくことは不可能だ」と辞任の意を表した。
ジーコ氏はさらに、自分と敵対する人々が同氏の息子をやり玉に挙げる形で同氏の批判を行ってきたことも明かし、これを「不当な攻撃」と表現。「このような卑劣な抗争のために私の家族がこれ以上使われることは許せない。今日は私の孫が生まれたが、私の中でフラメンゴは死んだ」と決別の言葉を残した。