[東京 14日 ロイター] 日本サッカー協会(JFA)は14日、東日本大震災の影響で出場辞退を表明した南米選手権への出場を承認した。状況次第で出場辞退する可能性は残っている。
JFAの田嶋幸三副会長が14日に明らかにしたもので、代表メンバーの半数は欧州のクラブに所属している選手で構成される見通し。国内メディアによると、Jリーグ側は「招集は各クラブから1人だけ」という条件付きでJFAの決断を支持しているという。
ただ、所属する日本人選手の派遣に難色を示している欧州クラブはすでに出ている。ドイツ1部ブンデスリーガのシャルケは内田篤人の招集に関し、「その時期は長い大切なシーズンに向けて準備をしなければいけない。彼を送り出すのは難しい」と語っている。
南米選手権は7月1日から24日にかけて、アルゼンチンで行われる。