[アルラヤン(カタール) 29日 ロイター] - サッカーのポーランド代表を率いるチェスワフ・ミフニェビチ監督は29日、ワールドカップ(W杯)カタール大会1次リーグC組最終戦のアルゼンチン戦について「(リオネル・)メッシ対(ロベルト・)レバンドフスキの試合ではない」と語った。
ミフニェビチ監督は記者会見で「これはポーランド対アルゼンチンの試合であり、メッシ対レバンドフスキの試合ではない。テニスのように1対1で戦い、誰がエースを決め、美しいロブを打つかという風に見るものではない。ロベルトにはチームメートが必要で、それはメッシも同じ」と語り、あくまでチームスポーツだと力説した。
また、メッシ対策については「この18年間、世界中が頭を悩ませてきたことだと思う。彼がプレーしている間に解決することはできないだろう。1人の選手ではメッシを止められないから、チームワークで対処する必要がある。その準備はできている」と語っている。
ポーランドは現在、勝ち点4で首位に立ち、引き分け以上で決勝トーナメント進出が決まる。もし敗れた場合、同組の別カードでサウジアラビアがメキシコに勝利すると、敗退となってしまう。
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