[マドリード 2日 ロイター] サッカーのスペイン1部は2日、各地で試合を行い、首位レアル・マドリードは敵地でビルバオに3─0で快勝し、4年ぶり32回目の優勝を果たした。
序盤から互いに積極的な姿勢を見せた試合は、前半16分にメスト・エジルのラストパスからゴンサロ・イグアインが決めてレアルが先制。その4分後にはクリスティアノ・ロナルドのアシストでエジルがリードを広げた。
さらにレアルは後半立ち上がりにもCKからロナルドが追加点。ビルバオも反撃を試みるが、シュートがクロスバーに2回も直撃するなど運に見放されると、退場者も出してしまい力尽きた。
この勝利でレアルは2試合を残して2位バルセロナとの勝ち点差を7に保ち、バルセロナのリーグ3連覇を阻んだ。ジョゼ・モウリーニョ監督はポルトガル、イングランド、イタリア、スペインの4カ国でリーグ優勝した初の監督となった。
試合後、レアルの主将イケル・カシリャスはテレビ局のインタビューで「とても長く、厳しいシーズンだったが、昨シーズンよりもクオリティーの高いチームになっていた。バルサの快進撃を止めるのは大変だったし、われわれは若いチームだったが、昨年の段階ですでに成長していたし、今年はさらに進化した」と話した。
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