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五輪=薬物スキャンダルの自転車競技、除外の可能性も

1月15日、国際オリンピック委員会のディック・パウンド氏は、薬物スキャンダルの渦中にある自転車競技が今後五輪の実施種目から外れる可能性もあると示唆した。ロンドンで昨年8月撮影(2013年 ロイター/Cathal McNaughton)

[15日 ロイター] 国際オリンピック委員会(IOC)のディック・パウンド氏は15日、ロイターの電話取材に応じ、薬物スキャンダルの渦中にある自転車競技が今後五輪の実施種目から外れる可能性もあると示唆した。

かつて世界反ドーピング機関の代表を務めたパウンド氏は、国際自転車連盟(UCI)から永久追放処分を受けたランス・アームストロング(米国)が処分は不適切だったと証明できない限り、IOCは断固とした行動に迫られるかもしれないと述べた。

パウンド氏は、問題を解決するための期間として4─8年の間自転車を五輪の実施競技から外し、「問題が収まった段階で五輪に戻すことも一案」だとコメント。「自転車競技がクリーンになる唯一の方法は、五輪から外されることによって関係者に危機感を持たせること」だとした。

アームストロングは14日、米CBSテレビの番組収録で薬物使用を認めたと伝えられており、番組は17日に放映される。パウンド氏はこれについて「薬物使用をどの程度認め、(問題解決のために)どの程度協力する意思があるのか見極めたい」とコメントした。

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