[ニューヨーク 17日 ロイター] ドーピング違反で国際自転車連合(UCI)から永久追放処分を受けたランス・アームストロング(41、米国)が、17日に放映された米人気司会者オプラ・ウィンフリーとのインタビューで、薬物使用を告白した。
ウィンフリーから運動能力向上薬を使用したかどうかを尋ねられると、アームストロングは「イエス」と回答。アームストロングは感情を表に出すことはなく、具体的な薬についての質問にもためらうことなく「イエス」と答え続けた。
アームストロングは、エリスロポエチン(EPO)やヒト成長ホルモン、血液ドーピングなどを使用したと告白。薬物使用を認めてこなかった理由については、「いい答えが見つからない。ただ、ほとんどの人にとって遅すぎた。責任は私にある」と語った。
7連覇したツール・ド・フランス全てで、薬物使用を認めたアームストロングは、すでにドーピング違反でタイトルをはく奪されており、インタビュー放映前には、2000年シドニー五輪男子個人ロードタイムトライアルの銅メダルもはく奪されることが発表された。
私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」