[ベルン 2日 ロイター] - 欧州サッカー連盟(UEFA)は、1日に行われた欧州チャンピオンズリーグ(CL)1次リーグの試合でホームのバーゼル(スイス)が「不十分な試合運営」だったとして処分を下すことを発表した。
問題は内田篤人の所属するシャルケ(ドイツ)と対戦した際に発生。環境保護団体グリーンピースの活動家がスタジアムの屋根からロープで垂れ下がり、ロシア政府系天然ガス大手ガスプロムに抗議する横断幕を掲げて試合が一時中断する騒ぎがあった。横断幕には「ガスプロム、北極を汚すな。北極の30人を解放しろ」と書かれていた。
今月18日、グリーンピースのメンバーら30人がガスプロムの海上基地に船で接近し、施設によじ登ろうとしたところをロシア当局に拘束される事件があった。ガスプロムは対戦相手のシャルケのスポンサーでもある。
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