[バルセロナ 5日 ロイター] -欧州サッカー連盟(UEFA)のミシェル・プラティニ会長が5日、イエローカードの制度を廃止し、ラグビーのシンビン制を導入するアイデアを提案した。
プラティニ会長はスペイン紙に対し「警告のシステムを変えたい。ラグビーのように、ファウルを犯した選手が10分から15分ほど一時退場となる形がよいと思う。そうすれば、対戦相手はその試合中にアドバンテージを得るし、別の対戦相手との試合で累積警告により出場停止ということがなくなる」とコメント。まだ構想段階にすぎないが、競技の利益となるかどうか、今後検討していく必要があると述べた。
しかし、これには国際サッカー連盟(FIFA)のゼップ・ブラッター会長が反対。「レギュレーションがすべて確立されているというのに、なぜシステムを変更しなくてはならないのか理解できない」とコメントした。
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