[ソチ(ロシア) 21日 ロイター] -ソチ五輪のフィギュアスケート、女子シングルで金メダルを獲得したアデリナ・ソトニコワ(ロシア)は、団体戦のメンバー選考に漏れて奮起したことが結果につながったと述べた。
団体戦でロシアは女子ショートプログラム、フリーともに15歳のユリア・リプニツカヤを起用。同選手は見事な演技を披露してロシアの団体優勝に貢献した。
17歳のソトニコワはロシアの団体戦金メダルが濃厚であると確信し、自身も出場を願っていたがメンバー入りがかなわず、「怒りを覚えた」と告白。しかしその失望を口に出すことなく、女子シングルでは必ず金メダルを獲得すると心に誓ったという。
ソトニコワのコーチは、団体戦のメンバー選考が二転三転し、結局出ないという結論に至ったとし、「選ばれなかったことは予想外だったが、結果として個人戦に集中することができた」と述べ、落選の不運が女子シングルで幸運に転じたとコメントした。
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