[ストックホルム 3日 ロイター] - スウェーデンの音楽配信大手スポティファイが3日に発表した2020年第4・四半期決算は、有料サービス会員の増加を背景に売上高が予想を上回った。一方、21年第1・四半期については、新型コロナ危機を巡る先行きが不透明で需要が見通せないとし、市場予想よりも控えめな見通しを示した。
同社株は約8%安で終了。一時10%ほど下げる場面もあった。
第4・四半期の売上高は17%増の21億7000万ユーロ(26億1000万ドル)。リフィニティブがまとめたアナリスト予想(21億5000万ユーロ)を上回った。
売上高の大半を占める有料会員は、前年比24%増の1億5500万人だった。アナリスト予想は1億5326万人だった。
月間アクティブユーザーは27%増の3億4500万人だった。
第1・四半期については、有料会員が1億5500万─1億5800万人と見込んでいる。アナリスト予想は1億6350万人。
売り下げ高予想は19億9000万─21億9000万ユーロ。アナリスト予想は22億3000万ユーロ。
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